健康の有り難さ
月並みであるが、健康であることがどんなに有難いことか。
病院の帰りに、あの話題の虎ノ門ヒルズに足を運んだ。
デザイン性に富んだインテリアに開放感のある空間はさすが森ビルだ。
4階にある話題の創作うどん屋で、
牛すじ煮込みカレーうどんを平らげる。
うまい!
がんの手術から2年が経過した。
執刀医からのメディカルチェックを受けるために虎ノ門病院へ。
早期のレベルⅠaで発見されたため、開胸手術ではなく胸腔鏡手術という比較的、患者の体力的負担を避けた施術方法で行い、右肺上葉部3分の1を切除、摘出した。
2年前のちょうどこの日、手術を終えて退院した記念の日でもある。
今も胃と大腸にポリープがあり、決して余談を許すことができないが、悪性に変わることなく、現在は状態の推移を見待っている。
がんになったらなったでその時に考えればと気楽に付き合っていこうと考えている。先見えぬ不安にビクビクするのもアホらしい。
執刀にあたったのは、同病院の呼吸器センターの呼吸器外科部長で、
国内外で年間400以上の執刀をこなし、
呼吸器外科の分野において世界的な権威でもあり名医中の名医である。
名医との出会いは本当に有難い。先生をご紹介いただいたジャーナリストの大先輩に今でも感謝している。
診察結果は異常なし。
傷口も完全に治癒し、他臓器への転移の兆候も確認されず、至って良好であった。
有難い。
いつまでこの健康を維持できるかわからない。
家系的にがんと関わりが深いため、将来的には、また、この手の問題を抱えることになるだろう。弱気こそが病気へとつながっていく。
頑張らなあかんと思うのだ。