強欲人生を加速!ラグジュアリーLifeを求めて

旅、日々の学習、そして、ラグジュアリーLifeの実践。野心を抱いた挑戦の記録を残せればと。人生一生青春、一生勉強。

JAL Madness

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JAL Madnessという名の厄介な病にどうやらかかったみたいだ。

 

東京に戻るなり、この病気のせいで、慌ただしい年末をおくることになりそうだ。

 

今年9月にワンワールド系列の某キャリアを利用し、マイルを得たことが病の物語の始まった。この取得したマイルを収容するために、JALマイレージクラブに加入し、JALカードまで作成をした。JALファンの仲間入りしたのがすべての契機だった。この9月のワンワールド系列のエアライン利用の出張がここまで、私をJAL Madnessに変貌させるとは…。


カミングアウトをすれば、大昔のことだが、実は、自民党、読売球団、日本航空は私の大の苦手であった。意固地な反骨精神が強かった小生は常に2番手、もしくは最後尾を応援をし、正直、旅行をするなら航空キャリアは東亜国内航空、エアロフロートと本気で決めていた。


しかし、自分でも疑うほどに、この3ヶ月で、JALに全精力と全財産を投入して、愛情を注ぎ込んでいる。こちらの世界に目覚め、JALカードマスターゴールドを作ったものの、自分の中で、貢献度が足りないと猛省を促され、JALスイカ、JALアメックスプラチナに加入した。恥ずかしながら、ワオンカードを加えれば私の財布はJALだらけだ。

 

カードが一気に増えたことから、緊急にカードの編成に着手した。帰国と同時にダイナースに連絡し、解約を申し出をした。心を鬼にして構えた。解約理由を説明しようとしたところ、逆にJALカードダイナースへの切り替えを突如提案され、何の検証もないままに、不覚にも、「はい、喜んで!」と申し込む意思決定をしてしまった。多重債務者の多重申し込み状態のようだ。気持ちがよい。


さらに、純正のアメックスなど持つ気持ちが完全に消失し、デスクに連絡し、これまで会員だった個人カードと法人カードを躊躇なく解約した。執拗な継続要請も一刀両断に拒否。デスクのお姉さまは「なんとかご継続をご検討いただけないでしょうか」と優しく迫るも、「アメックスがJALカードを新規開発し、作ってくれるなら継続する」と現実味のない無茶な要請をお姉さまにしたところ、突如、お姉さまは危ないおじさんと感じたのか、そこで一切の継続要請はなくなった。カード決済にJALマイルが付かないなど、カレーライスにカレーのルーがないようなもの、今の私には考えられない。


病気は加速度をつけて私に襲い掛かかってくる。自分の持ち株を処分、売却し、それを原資にJAL株を購入、さらには、衝動買いでJALの機内販売でお姉さま推奨の時計を買うなど、ハンドルを握った暴走族のあんちゃんの状態に陥ってしまった。


折しも帰国した今日、東京の自宅にマイレージ事務局からクリスタルのカードが送られてきた。本日までのわずか2回のフライトでサファイアに到達。正直、嬉しい。

この上級会員の資格取得要件はマイレージという積算ポイントとは別に、フライオンポイント(FOP)というものが必要となる。


▽9月 香港経由で某キャリア利用で24,696FOP
▽10月 ニューヨークリターンで25,492FOP


この2発で50,000FOP越えとなり、サファイアというレベルを達成。このあたりから、自分の生活スタイルがおかしくなってきた。


マイレージのシステム以外にステータスという部分に興味が移行してきたのも事実です。変なところで向上心がわきはじめ、身分不相応であるが、”ぷれみあ”が射程内にあることを知ってしまった。JALファンの方々がステータス取得のために全精力を傾注し、実践されている”修行”という禁断の行為にも手を染めてしまった。来月早々、何の用事もあてもないままにシンガポールに行くことになった。

 

こんなことは人生で初めてだ。親にも言えない。おそらく、これをとどめに”ぷれみあ”を仕留めることができるのだが、その先に、ダイヤモンドというJALエリートのステータスも見え隠れし、動揺を禁じえないのも事実だ。


狂気の沙汰だ。

でも、気持ちがよい。