強欲人生を加速!ラグジュアリーLifeを求めて

旅、日々の学習、そして、ラグジュアリーLifeの実践。野心を抱いた挑戦の記録を残せればと。人生一生青春、一生勉強。

Moving forward because of my life !

来週から日本のクライアントがニューヨークに来ることを受けて、

最近、準備に追われ忙殺していた。

 

週末ぐらいは仕事を手放し、

気持ちを切り替えるために、お気に入り場所である、

South Ferryに向かった。

 

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ニューヨークの自宅はCentral Park Westという高級住宅街にあり、

最寄りの駅である1,2,3ラインの96丁目から1ラインに乗った。

 

約25分程度で終点であるSouth Ferryに到着、

30分間隔で出航するStaten Island行きのフェリーに乗る。

料金は無料で、Staten Islandに住む通勤客のために、

午前7時から深夜1時までサービスが提供されている。

 

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とにかく、これは観光客にお薦めであるのだが、

眺望がすばらしく、こちらに住んでいても、

観光客と同様に何度もカメラに収めてしまう。

 

出港と同時に、Lower Sideの摩天楼が飛び込んでくる。

約10分もすれば、西側にはStatue of Libertyが微笑んでくる。

何度も訪れた場所だが、異国の地で暮らす感傷が心に押し寄せ、

私の場合はなぜか、この土地にとどまり、生きていかなければならないという覚悟、

そして、今の生活を防衛するための闘争心が湧き上がってくる。

 

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定年までのかなりの時間を残し、昨年9月末に退職した。

誰にも相談をすることもなく、1年ほど、自分自身に丁寧に問いかけ、

結論を出した。

 

退職する3年くらいは、もはや、会社で生き残るためのパッションも、

モチベーションも失っていた。

 

組織の腐敗、不公平な人事、当事者意識が欠落した経営の任務懈怠など…。

枚挙にいとまもないほどの理由が存在した。

経営の不祥事をめぐり、管理職として厳しく追及したこともあり、

社内的なポジションを剥奪されるばかりか、

仕事すら失った社内失業者だった。

定年まで残り10数年も、

このしらけた環境に長居するつもりはなかった。

 

”退職”という言葉が心の中で見え隠れしたところから、

今想えば、確定していたのかもしれない。

確かに安定を最優先すれば、退職は選択肢から消えていたのかもしれないが、

虚無感を抱きながら、時間を浪費するほど、

自分に余裕はなかった。そればかりか、むしろ、

あらたな人生をクリエイトするという建設的な方向性を目指す方が、

性に合っている。

 

昔から群れの中で生活するのは息苦しさを感じていた。

群れたい人は群れればよいし、少なくとも、私は、在職していた時も、

群れの中にいても常に孤独を意識していた。だから、長年勤めたものの、

会社自体に情も未練も欠片もなかった。

 

そして、約束の地、ニューヨークに訪れ、そして、

東京にも会社を起こした。

 

14時間の時差にも負けず、東京とニューヨークを往復しながら、

日々の生活を楽しんでいる。と同時に、組織に属していた時代よりも、

稼ぐという結果にこだわりを抱いている。

 

毎日が楽しくて仕方がない。

我慢するために時間を使うのではなく、

人生を楽しむための時間にしたい。

一歩踏み出す勇気があれば、何とかなるもの。

 

決断で奪った孤独と自由、そして、野心。

人生は短い。

 

 Moving forward because of my life!